アマミチューの墓

比嘉地区の、このアマンジという小島に有ります。ここへは、浜比嘉島から徒歩で渡れます。

小島の洞を利用して作られた墓があります。これがアマミチューの墓と言われています。
アマミチューとはアマミキヨとも言われる女神ですが、琉球の人々の祖先とされており、久高島に降臨したと言われています。その後どういう経過を辿ったのかは知りませんが、この浜比嘉島に男神のシルミチュー(シネリキヨ)とお住まいになられ、男女2神をお創りになられてから、ここでお亡くなりになられているという事になっています。

かなり判りにくいのですが、「亜留然丁在比移民」と読めます。おそらくアルゼンチンに移民された方々が大正十年に改修費でも寄付されたのだと思います。沖縄は昔から移民の多い地域ですが、たとえ遠く離れていても、心は古里を忘れないという事でしょうね。

 
 
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