ビッグディップアドベンチャー

  

沖縄のアイスクリームといえばブルーシールですが、そこ直営のブルーシールパーラーにある、その名も「ビッグディップアドベンチャー」。
16oz計量カップの中に、アイスクリーム数玉、コーンフレーク、チョコソース、フルーツなどをぶち込み、上からソフトクリームを突き刺してあるという、なんともキレた冷菓です。
1カップ(というのか)1200円、税込価格1260円というのが高いのか安いのかはわかりませんが、注文すると、「スプーンはいくつお付けしますか?」と訊かれます。という事は、最初から1人で食べる事を想定していないという事ですね。
独身だし彼女も友達もいない私は一人でチャレンジしてみたのですが、注文時よりこの商品の名前、「ビッグディップアドベンチャー」の意味が痛いほどわかりました。あ、さっき「友達がいない」と書いたのは、たまたまこの時、同行してくれる友人がいなかっただけ、という意味で、普段いつも一人寂しく孤独にポツンと生活をしている、という事ではありませんので誤解無き様願います・・・
えと、話を戻しまして、まず注文する時に、店員さんの「え?お一人?」という驚きの表情が、孤独な私に「後悔してもしらんからなぁ・・」とささやきかけます。しかし、男たるもの、もはや後には引けません。「スプーンは一つでお願いします。」「それではできましたらお持ちしますので番号札をお持ち下さい」
渡された番号札を持ち、テーブルで待つ事数分、奥のテーブルに陣取っている観光客グループから「うぁー」「あれ何ぃ?」という声が聞こえます。見ると、そのグループの視線は、店員の持つブツに注がれており、先の声で興味を持ったのか、他のお客さんも、そのブツが運ばれるのを見守っています。
店員がだんだんと私に近づき、「お待たせしました!」と、例のブツを私の前にデーンと置きます。今までこのブツに注がれていた視線は、自然と私の方に移ります。
「あの人が?」「あれを一人で?」
そうです。第二のアドベンチャーは、この周囲の視線と興味への冒険、だったのです。。
「えーい、人が自分の金で何食おうと勝手やないかい!」と思いつつも、小心者の私は、目が会った合った数人にははにかみながら会釈を返し、まいったなぁなどという表情を作りながら、そのブツを観察しました。
そんなにムチャクチャでかいという訳でも無いのですが、その存在感と重量感は、ブルーシールにある他の商品を圧倒しており、次なるアドベンチャーへと誘っている様です。
チラチラと投げかけられる視線を交わしつつ、まずはコーンに詰まったソフトクリームから頂きます。おお、さすがブルーシール。おいしいですねぇ。そして、上からバナナ、チェリー、ピーチ(かな?)を食べながら、アイスクリームの詰まっているアイスクリームの玉にチャレンジです。
食べ始めると、ブルーシールアイスクリームへのアドベンチャーが始まるという事ですね。
半分くらいまでくると、もう美味しいとかそうではないとかなんかはどうでもよくなってきます。果たしてこのアドベンチャーのミッションから無事帰還する事はできるのか。
ようやくコーンフレークの層が見えた時、一瞬欲ホッとしたものの、このコーンフレークには、ふんだんにチョコレートソースがかけられています。ここで一杯水を飲んで休憩をしようかとも考えたのですが、それは邪道の様な気がして、一気に攻めると、次は最後のアイスクリームの球とフルーツが。もはや何の味なのかさっぱり判らない状態なので、アイスクリームとフルーツがあったとしか書けませんが、とにかくラストの層を制して、このアドベンチャーを終わりました。はぁ・・・
 
 
戦い済んで日が暮れて・・・
というか、いつも美味しいアイスクリームを供給してくれているブルーシールさんには大変申し訳ないのですが・・・うう、ぎぼじわるい・・・
お腹の弱い方は、この後次のアドベンチャーが待っているかもしれませんね。
私の方は大丈夫でしたが、念の為デザートに太田胃酸をなめなめしてます・・・

これから夏ですね。ビアガーデンでピッチャーに入れたビールが美味しい季節になってきますが、甘党で下戸な皆さんは、この様に、ピッチャーにアイスクリーム入れて一緒に乾杯、とかいかがですか?
これをこのままジューサーに突っ込んでみると、新しいドリンクができるかもしれません。
 
   
 
  
 
 
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