海洋博公園近くに有る備瀬集落は、台風や海の潮から家を守ったり、暑い日差しを遮る為に、昔から家の周囲にフクギと呼ばれる木を植えていたそうです。
今でも、本島の昔から有る集落や、離島などに行くと、家を取り囲む様に植えられているフクギに出会いますが、ここ、備瀬の場合は…
果たしてこれは「並木」と言える物なのでしょうか? これは並木を通り越し、もう森や林の類に近いのではと思います。
実際、暑い日に歩いてみると、森の様に木陰は涼しく、森の小径の様に迷路みたいになっています。
住宅地のはずなのに、家は森の木の間からちょっと見える程度。あと、電柱さえなければ完璧です。
気持ち良いなぁ…と思って歩いていると、木の間から突然軽トラや郵便カブが飛び出してきて驚きます。車などに出会わないと、生活道路という事すら忘れてしまいそうです。
何気なく歩くには、とても良さそうな所でした。 |