寝台特急 なは

星空の下、新大阪と西鹿児島を結ぶブルートレイン、特急「なは」です。さすがに那覇行きではありません。
昭和43年に82系ディーゼル昼行特急として誕生しました。以降481系電車特急、583系の電車寝台特急を経て、現在は夜行24系客車特急として走っています。
機関車は、新大阪−下関間はEF65、関門トンネル区間はEF81、門司−西鹿児島間がED76とリレーされます。
全11両編成で、B寝台が6両、一人用個室列車のB寝台ソロと二人用個室列車のB寝台デュエット、指定座席のレガートシート車各1両、荷物車1両となっており、内B寝台2両は新大阪−熊本間のみの連結となります。

 
 

ちょっとくたびれ気味のヘッドマークです。植物の葉で沖縄のイメージを出しています。誕生当時、まだ米軍統治下だった沖縄の、祖国復帰を願ってつけられた名前で、JR特急で唯一、都市名をつけられています。

沖縄旅行といえば、最寄りの空港から飛行機で直行という行き方が普通ですが、この寝台特急「なは」を使ったルートなんかは如何でしょう。東京からでしたら新幹線で大阪へ。USJで一日遊んだ後は、大阪から特急なはの寝台でぐっすりお休み頂き、翌朝、折角ですから飛行機ではなく船の旅という事で、鹿児島港から琉球海運かマリックスラインで沖縄へ、羽田から数時間で沖縄へ行ける所を、2泊3日、内1泊は車中、1泊は船中というルート。費用も飛行機の数倍は見ておいた方が良いかも知れません。金もヒマも必要ですが、実行すれば、きっと他の人に自慢できると思います…

 

 
 
沖縄発 役に立たない写真集