C57 87

今帰仁村総合運動公園に有る、C52。見事にサビだらけで、土に還るのを待っています。
動輪の横に投げて捨ててある看板を見てみると、1975年に北海道で引退後、沖縄海洋博覧会の際、列車ホテルのヘッド用として持ってこられた車両らしいです。当時の列車ホテルは、16両編成で、国内最大を誇っていたらしいのですが、海洋博が終了後、宿泊客が激減した為閉鎖され、機関車は1983年に、当時の所有者であった、沖縄県観光開発公社から今帰仁村に譲渡されたそうです。
1991年、腐食が激しいので、ふるさと創生資金から1300万円をかけて全面改装されたそうですが、10年経ち、元に戻ったという事でしょうか・・・
いくら補修にお金をかけても、その後のメンテをしなければ、意味が無い様な気もします。
結局、公園に置いてあるからオブジェの様な感じも受けますが、これが宮城ゼロ番地なら、タダの巨大な廃棄物ですね・・・

 
 
沖縄発 役に立たない写真集