糸満市米須霊域の南側、県道223号魂魄之塔線の終点に位置する平和創造の森公園です。1993年に天皇皇后両陛下を迎えて行われた第44回全国植樹祭の会場を新たに整備し、1998年に開園した公園です。
大体こういう形になっている様です。『「平和創造の森公園」の概要平和でみどり豊かな、潤いに満ちた環境を創造し、次の世代に引き継ぐことを目的に平成5年に開催された、第44回全国植樹祭を記念し、緑化推進の拠点及び平和への思いを新たにする場とするために整備を行う。
1.公園の面積 22ヘクタール2.整備期間 平成5年度〜平成9年度3.公園内の主な植物 リュウキュウマツ テリハボク アカテツ オキナワキョウチクトウ ガジュマル ハマイヌビワ タブノキ ホルトノキ ヤブニッケイ フクギ ハスノハギリ その他』
広場にあった石碑です。「平成5年4月25日この地に 天皇皇后両陛下をお迎えし 「育てよう 地球の緑 豊かな未来」 を大会テーマとして第四十四回全国植樹祭が開催されました。「みどり」と「平和」を愛する人々の輪がここ沖縄戦の戦跡から世界へ大きく広がる事を念願し この記念碑を建立します。 平成5年9月 沖縄県知事 大田昌秀」この公園のルーツ、全国植樹祭の記念碑でした。しかし、天皇皇后両陛下をお迎えした知事が大田知事だったというのは、なんか不思議な巡り合わせの様な気もします。
公園内に有る戦跡、「マヤーガマ」。「このガマは、地元ではマヤーガマと呼ばれ、第二次世界大戦中の昭和19年11月頃から20年3月の間、山城集落の住民の約1/3が避難し尊い命をまもった場所でもあります。今でも、地元住民は畏敬の念をもって「ガマ」を守っています」ちなみに、「ガマ」は洞穴の事で、マヤーガマは直訳すると猫穴とでも言いうのでしょうか?
平和創造の森公園は、人も少なく静かで、メンテナンスもしっかりとされており、散策するにはとっても良い所では無いかと思います。但し、緑と海と空以外は殆ど何も有りません。ここは、そうですね、どこか大好きな人と二人っきりで、静かに語り合う時間を過ごしたいという、恋愛中のカップルにはとても良い所かもしれません。
開園時間:9:00〜17:30休園日:月曜日