平和創造の森公園

平和創造の森公園

糸満市米須霊域の南側、県道223号魂魄之塔線の終点に位置する平和創造の森公園です。1993年に天皇皇后両陛下を迎えて行われた第44回全国植樹祭の会場を新たに整備し、1998年に開園した公園です。

 

大体こういう形になっている様です。
『「平和創造の森公園」の概要
平和でみどり豊かな、潤いに満ちた環境を創造し、次の世代に引き継ぐことを目的に平成5年に開催された、第44回全国植樹祭を記念し、緑化推進の拠点及び平和への思いを新たにする場とするために整備を行う。

1.公園の面積 22ヘクタール
2.整備期間 平成5年度〜平成9年度
3.公園内の主な植物
 リュウキュウマツ
 テリハボク
 アカテツ
 オキナワキョウチクトウ
 ガジュマル
 ハマイヌビワ
 タブノキ
 ホルトノキ
 ヤブニッケイ
 フクギ
 ハスノハギリ
 その他』

 
 
中に入ってまず目に付くのが、この滝と噴水施設です。ただし、この日は入園者数が少ないからか、噴水のサービスは無し。
 
 
森と言っても公園なんで、鬱蒼とした感じは無いのですが、それでも22ヘクタールと言えば甲子園球場建坪面積の5.5個分(アリーナのみの換算ではなんと約15個分)の広大な敷地に、ゆるやかなアップダウンがありますので、晴天の日にテクテク歩くのは、運動不足気味の方にとってはかなりキツイかも知れません。
 
 
所々に休息所はあるのですが、ちょっと喉が…と言っても、自販機は管理事務所など限られた場所にしかなく、売店に至っては一軒もありませんので、事前に水筒の準備が必要かもしれません。
ただ、植栽用のスプリンクラーや、小さな小川なんかが有ったりしますので、勇気が有れば、そこから水分を補給する事も可能です。
 
 
沖縄の城壁をイメージして造られた様な展望台です。地図では砦となっていました。
訪れた日が休日の午前中だからだったからかもしれませんが、管理人事務所に人影は無く、公園内を歩く人も無く、22万平米貸切状態。ちょっとした山歩きをするよりも、静けさが得られるかもしれません。
 
 
展望台からテクテクと下に降りていったところにある広場です。
 
 

広場にあった石碑です。
「平成5年4月25日この地に 天皇皇后両陛下をお迎えし 「育てよう 地球の緑 豊かな未来」 を大会テーマとして第四十四回全国植樹祭が開催されました。
「みどり」と「平和」を愛する人々の輪がここ沖縄戦の戦跡から世界へ大きく広がる事を念願し この記念碑を建立します。
 平成5年9月 沖縄県知事 大田昌秀」
この公園のルーツ、全国植樹祭の記念碑でした。しかし、天皇皇后両陛下をお迎えした知事が大田知事だったというのは、なんか不思議な巡り合わせの様な気もします。

 
 
オリの様なアングルに厳重に囲まれているリュウキュウマツ。これが天皇皇后両陛下お手植えの松の様です。言ってみれば、これがこの公園のご本尊でしょう。
「弥勒世よ願て揃りたる人たと戦場の跡に松よ植ゑたん」
 
 
お手植えの松は、アングルだけではなく、セキュリティシステムによっても囲まれています。
 
 
沖縄でみられる、「神アシャギ」の様な建物。両陛下が御休息でもなされたのでしょうか。
 
 
公園付属のサッカー競技場です。綺麗に整備されています。で、なんとここの使用は無料だそうです。太っ腹。
 
 

公園内に有る戦跡、「マヤーガマ」。
「このガマは、地元ではマヤーガマと呼ばれ、第二次世界大戦中の昭和19年11月頃から20年3月の間、山城集落の住民の約1/3が避難し尊い命をまもった場所でもあります。
今でも、地元住民は畏敬の念をもって「ガマ」を守っています」
ちなみに、「ガマ」は洞穴の事で、マヤーガマは直訳すると猫穴とでも言いうのでしょうか?

 
 

平和創造の森公園は、人も少なく静かで、メンテナンスもしっかりとされており、散策するにはとっても良い所では無いかと思います。但し、緑と海と空以外は殆ど何も有りません。ここは、そうですね、どこか大好きな人と二人っきりで、静かに語り合う時間を過ごしたいという、恋愛中のカップルにはとても良い所かもしれません。

開園時間:9:00〜17:30
休園日:月曜日

 

 
 
沖縄発 役に立たない写真集