海洋博覧当時、テーマ館だった様です。内容は、太平洋のメラネシア、ポリネシア文化を中心とした展示になっており、特に沖縄的な事は殆どありません。この内容では、地域文化は拒絶されている様な感じを受けます。
さて、この海洋文化館ですが、今風にリニューアルはされていますが、驚くべき事に展示物も内容も、海洋博の有った1975年から殆ど変わっていないそうです。
私は、この様な博物館的施設と言う所は、単に展示物を見せるだけではなく、研究の拠点として常に「生きて」いて欲しいと思っています。ここは、沖縄を無視し、かといって独自の進歩をする事もなく、単にそこに存在をしているというだけのハコモノでは無いかと思います。折角太平洋をテーマにしているのでしたら、そこからどの様に沖縄と結びついているのかを教えてくれる様な展示、研究をしないと、沖縄に存在する意味が無いと思います。三重県に有る、「鳥羽　海の博物館」を参考にして貰いたいです。

入館料：１７０円

★海洋文化館
http://www.ocean-park.go.jp/kaiyo/