おきなわ郷土村

沖縄伝統の家屋を8棟復元してあります。
どの家にも自由に中に上がり込んで良いです。沖縄の民家が良く判ると思います。

入場無料

★おきなわ郷土村
http://www.ocean-park.go.jp/kyoudo/

これは「本部の民家」。
穴屋形式と言われる建築だそうです。穴屋形式とは、地面に柱の穴を掘り、柱を立ててから、屋根、壁を葺く建て方で、かなり古い様式だそうです。
ただ、本来の穴屋形式は柱は木を使いますが、この建物では、琉球石灰岩を使っています。屋根は丸太組茅葺き、壁は琉球竹で作られているそうです。

室内です。沖縄というよりは、もっと南洋の島の家みたいな感じです。沖縄の方は、この家を見て、懐かしいと感じるのでしょうか。
さて、その建築様式だの建築材料だのという事は置いておくとして、なんとこの家、海洋博建設当時の、1975年前後に、実際に使われていた家を元にして建てられているそうです。1975年と言えば第二次高度成長期も終わり、安定期に入った頃では無いでしょうか。その当時、ここ沖縄では、こういう家が実際に使われていたそうです。失礼かもしれませんが、驚いたというのが素直な感想です。

おきなわ郷土村には、「おもろ植物園」という所が併設されています。ここは、ファニーな植物園という意味では無く、「おもろそうし」と云う沖縄の万葉集の様な古い歌謡集に出てくる植物を集めた植物園で、それぞれの植物の前には、その歌も書かれています。
沖縄の古い歌や文化に関心の有る方には面白いかもしれません。

ついでですが、ここに有った水飲み場です。なんか良いと思いませんか?

 
 
沖縄発 役に立たない写真集 >> 海洋博公園 >> おきなわ郷土村