しゃこ

本部町海洋博記念公園近くに、「古代文明 アート歴史博物館 しゃこ」なる博物館があります。近くの道路には幟が立ててあり、不思議な場所へと誘います。
 
 
入口に書かれている「人面破壊工作員立入禁止」の注意書き。破壊工作員でなくても入るのを躊躇ってしまいます。馬面の破壊工作員は入場可能なのかもしれません。
 
 
さて、中に入ってみましょう。中は「しゃこ」の名の通り、くるまくるま…
 
 
後ろを見てもくるまくるま…
 
 
中心に鎮座されますのは、有名なT型フォードです。ピカピカで今にも走り出しそうです。
 
 
この車のフロントガラスにはジェームス・ディーンの顔が貼り付けられています。
 
 
ヒツプラインはセクシー度数とかが12.0%なのだそうです。ジェームス ディーンが所有していた車ってのはホンマですか? 同型車という意味でしょうか?
 
 
そのお隣のこの車・・・
 
 
マセラティワーゲン・・・だそうです。
 
 
ハンドルにはマセラティの様なマークが入ってますが、にしても室内は・・・倉庫。
 
 
そしてパッカード。
 
 
タッカーとは別の車と思うのですが・・・
 
 
カルフォルニア州の「HISTORICAL VEHICLE 996」のプレートを付けた車、アメリカのカレンダーに載った事もある名車だそうです。
 
 
だそうです。
他にも仰天な、いや、素敵な車達が沢山あるのですが、どれもあまり手が入れられていない様で、そのまま放置されると、「しゃこ」から「ジャンクヤード」になってしまうかもしれません。
ところで看板の「古代文明 アート歴史」はどうなんでしょう・・・
 
 
車のリアシートに置かれた景徳鎮。
 
 
中国は宋の時代のガラス工芸品。
 
 
並べられた骨董品の数々。
 
 
 
何だったか忘れましたが、檻に入れられた物品は相当価値の高い物(なんでも億単位の価格が付く?)らしいです。
 
 
なお入場料は500円です。この様な車や骨董品などに価値を見いだせる方には、とてもお奨めな博物館だと思いますので、是非足をお運び下さい。
 
 

 
 
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