日秀洞

金武観音寺境内に有る鍾乳洞です。
元々は、暴風で遭難し、漂着した日秀上人がこの洞窟に住み、布教をし、寺を創建したという事で、日秀洞という名前がついているそうです。

入場料:400円

こちらの鍾乳洞は、急な階段を下りて行きます。なお、階段に沿って走っているレールは、作業用の軌道です。何に使うかは、後で判ります。

変化に富んだ鍾乳石群です。所々に拝所があります。

狭い所を通り、奥の大きなドーム状になっている所に入ると、タンクが沢山ならんでいます。ここでは、地元金武酒造さんが、泡盛を寝かせたり、「豆腐よう」という、沖縄独特の珍味を成熟させたりしています。ここは、その香りが漂っています。

この広間にある屋根の付いた建造物に、ボトルに入った泡盛が寝かされています。永酒堂というそうです。
赤いボタンを押すと、テープの説明が洞内に鳴り響きます。

広間から奥に入ると、そこは、個人がボトルキープをしている泡盛の倉庫です。5年で一万円、12年で二万円のコースがあり、満期がくると発送してくれたり、継続して寝かす事ができたりするそうです。日本中はもとより、海外の方も、こちらにキープされておられるそうです。
各ボトルにはカードがぶら下がり、名前と連絡先、そしてコメントが書かれていたりします。
「5年後の○○ちゃんは、ど〜してるのかな〜?ウフ(はーと)」
はい。お幸せに。

★金武酒造(金武町商工会のサイトより)
http://www1.ocn.ne.jp/~kin1/tokusan/ryu.htm

金武観音寺

 
 
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