こちらは、国際通りという人通りの多い所に有りながら、落書きだらけの上に回りはゴミだらけで、全く目立っていないという可哀想な環境に有る記念ポストです。 上に、取って付けた様な龍の首と、真ん中に、「郵トピア記念ポスト」とワープロで書かれた紙がとりあえず貼り付けられています。 この記念ポストですが、1988年に当時の郵政省が立ち上げた「郵トピア構想」という、全国からモデル都市を選定し、新しい郵便サービスを実験的に実施していこうという構想が有った様で、那覇市もそのモデル都市に選定されており、おそらくその「新しい郵便サービス」の一環として設置されたのだと思われます。 この「郵トピア構想」自体は、2000年に幕引きされており、それにともない、この記念ポストも半場放置状態の様になってしまった物と思われます。 何となく、龍の表情が、も少し管理せんかい!と怒っている様にも見えてきます。 |