第六高射特科群創隊30周年
六高祭

どこかの高校の文化祭みたいな名前ですが、「第六高射特科群」という、東風平町にある陸上自衛隊与座分屯地のオープンベースです。2002年は6月30日に開催されました。
関係ないのですが、このコカコーラの看板は、沖縄ではどこのイベントでも良く見ます。

このゲートから想像できると思うのですが、ここの祭りは夜がメインで、ライトアップが売りらしいです。私の行った昼間は、単に暑いだけ…

花ジープも停まってましたが、昼はお休みです。きっと夜には、子供達を乗せて走り回るのでしょう。

オープンベースといえば、機材展示ですね。
高射特科群とは、対空戦闘部隊として、航空機等に対し射撃を行うとともに、広範囲にわたり迅速かつ組織的な対空情報活動を行う所という事で、沖縄には、沖縄市白川、勝連半島、知念村、具志頭村に中隊が配備されています。
写真の地対空ミサイルがこの部隊の主要装備の様です。

阪神淡路大震災時に大活躍した、自衛隊の災害救助装備です。
できれば、これらの機材が必要になる様な災害の無い事を祈ります。

自衛隊の皆さんによるエイサー演舞です。

この与座分屯地は、八重瀬岳という山の上に有り、復帰前までは米軍の基地で、復帰後自衛隊に移管されているそうです。現在でも米軍時代の建物もそのまま使われています。
ここから見た、北の風景です。住宅地や畑が広がっています。写真ではわからないのですが、ここからは、西原町にある琉球大学や、首里城も見えています。今は平和な生活が営まれていますが、沖縄戦時は、ここから見える全ての場所が激戦地域で、所々緑が見えている丘は、殆ど全てが旧日本軍と米軍とが攻防を繰り返した高地です。
この八重瀬岳も、旧日本軍第32軍司令部の最期の地、摩文仁を守る最後の砦として、とても激しい戦闘の有った場所だそうです。

 
 
沖縄発 役に立たない写真集