ルートビア

A&Wの所でも書きましたが、まだまだ知らない人が多いという事に愕然としてしまい、わざわざ一つのページを割かせて頂きます。
沖縄での最もミステリアスな飲料といえば、このルートビア。A&WとかJEFなどで、ジョッキ若しくはカップに入ったものを飲むことが出来ますし、いくつかのスーパーでは、A&Wブランドの缶ルートビアを、一本40〜60円くらいで購入する事もできます。
A&Wの所ではちょっとちゃかして書きましたが、ネット上に、ルートビアに対してきちんと書いている日本語サイトは殆ど無かった上、あんなもん飲めないだの、あれ飲める人は舌の感覚がどうかしてるだの糞味噌に、かつ偏見に凝り固まり、全く誤った事を書かれている方が多い上、オフィシャルのA&W日本語サイトが無いという事で、ここでA&Wから取り寄せた大変貴重な資料から書き写し、ルートビアとはいかなる物かを公開させて頂きます。

「ルートビアはいわば、アメリカの大自然のエッセンスなのです。」
A&Wの創立者アレン(ROY ALLEN)は町のくすり屋の店員でした。
ある日病気の友人のお見舞いに気分をすっきりさせる飲み物を作ろうと思い立ちました。
そして、何種類かの薬草、薬品の樹皮根などのエッセンスを調合した飲み物を作ってその友人に贈りました。
アレンの調合した飲み物は大変好評で、友人達にせがまれ特に甘く飲みやすく調合したものを作りました。
これは薬品としてより飲み物として街の評判となりました。
そしてついに街の名物として街角のジューススタンドで売られる程になったのでした。
新しい飲み物はルートビアと名付けられましたが、
それはアメリカの大自然の中で育まれた薬草類の根(ルート)のエッセンスを調合したものという意味と、
時の大統領ウィルソン(第28代)により、
1919年(A&W創立の年)に禁酒法が交付された為それに替わるアルコールを含まないビールとして売り出された歴史的な背景に由来するものです。
今日ではA&Wルートビアの原料になる約14種類の薬草類は、
都会をはるかに離れた山間の農場で清らかな水と豊かな太陽の下で
大事に育てられ収穫されて街の近代設備の工場へ送られてルートビアと変わります。
ルートビアはいわばアメリカの大自然のエッセンスなのです。
(トレーに乗っている紙より・・)

ああ、また飲みたくなってきた・・

米軍基地内でのみ売られているルートビアもありました!


ルートビアのファンサイトを作ってしまいました(笑)
よろしければどうぞ。

 
 
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