線香・紙銭

右が線香、左が紙銭と呼ばれる物で、拝所や墓地での礼拝に使用される物らしいです。
線香は「平御香(ヒラウコー)」と言い、その名の如く平たいお香です。
紙銭は「カビジン」と発音され、ご先祖に使って頂くためのお金という事で、燃やされる事が多いそうです。材質は、例えは悪いですが、便所紙を分厚くした様な感じです。

上の写真ではわかりにくいので、平御香をもう一枚。
この様に、一本の線香が6本くらい横にくっついている感じです。
私は初め、これは、板チョコみたいに、パキパキ折って1本にして使用するものだと思っていましたが、このまま使用する物らしいです。
写真は線香の「束」です。なんかイメージが違います。

とある拝所の光景です。皆さん熱心に拝んでいかれます。
危険なので燃やさなくなりつつあるらしいのですが、紙銭と線香を、写真の様な感じで置いていかれます。
こういうお供えの仕方なのかもしれませんが、私の様な、よそ者の目から見ると、紙銭と線香をただ単に散らかし倒していかれた様に見えてしまい、あまり見栄えの良い物では無い感じがしてしまいます。
神様はどの様にお思いでいらっしゃるのでしょう・・・。

 
 
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