沖縄諮詢会跡

1945年8月20日、戦後沖縄に初めて出来た沖縄住民による行政組織。米海軍政府の招集により結成されたそうです。
当時石川市に有った民間人収容所地区内に、戦前から残っていた民家を利用した諮詢会の建物は、現在もほぼそのまま民家として残っています。
ここが、戦後の沖縄県庁発祥の地なのです。
沖縄諮詢会は1946年4月24日に、米海軍政府の有った現在の具志川市栄野比に近い石川市東恩納に移転と同時に、沖縄民政府に改称し、軍の任命による知事制へと移行し、1946年7月に米海軍政府が知念村に移動するのを追って、同年10月に民政府も知念村へ移動、後、1950年那覇に移り沖縄群島政府、1951年4月に琉球臨時中央政府、1952年に琉球政府が現在の県庁の場所に開庁し、復帰までの間、米軍による米国民政府の沖縄民間人による一行政機関として機能する事になっていくそうです。

 
 
沖縄発 役に立たない写真集