那覇の観光ガイドブックには必ず載っており、車からは見るものの、実際現地に足を運ぶ事は無い、ドライブスルー観光地として有名な、「崇元寺石門」です。
戦前までは、臨済宗寺院として存在し、山号を霊徳山と言い、当時の国宝に指定されていたそうですが、第二次世界大戦で、木造建築物を全て失い、戦後、門のみが復元されてはいます。しかし寺院は再建されず、そのまま現在に至っています。
琉球王府時代は、国廟として、歴代国王の神位が安置され、冊封使が来たときには、新王冊封に先立って、先王を祀る諭祭(ゆさい)が行われていたとの事です。
崇元寺の創建は、当時、付属して残っていた下馬碑と呼ばれる石碑の年号から、1527年頃と推定されているそうです。
現在この石門(旧崇元寺第一門及びせきしょう)は、国の重要文化財に指定されています。
なお、所々難しい語彙が出てきますが、現地の説明板通りですので、判らないからと意味を私に訊かないで下さい。 |