沖縄社会大衆党

戦後から復帰前までの沖縄の政治は、中央とは異なった、独自の政党が、中央から影響を受けながらも、くっついたり離れたりして発展し、復帰前後に、中央の各党にそれぞれ吸収され今に至っているそうです。
ところが、一つだけ当時のまま残っている政党があり、それが、この沖縄社会大衆党だそうです。
この、政党、名前からして左に向いている党ではありますが、沖縄では復帰前からそれなりに評価され、復帰前後には、他の中央の党と合流する計画もあったそうですが、結局はそのまま存続し、今でも沖縄地方議会はもとより、参議院にも一人送り込んでいる様です。ただ国会では、「諸派」として、他のミニ政党や無所属扱いになってしまっているのが悲しいですね。
今は社民党と協力関係にあるそうですが、有権者の皆さんは、単に沖縄独自の政党だというだけでは無く、復帰前後に中央に合流しそこねた単に先が読めないドジな政党で有るのか、それとも、本当に沖縄県民の事を最優先に考える県民による県民の為の政党で有るのか、また、国政に人を送り出すに足りる、沖縄の事しか考える事ができないという事ではなく、国の将来を考え、国政をリードしていく事ができるだけの政治能力を持つ政党であるのか、今一度真剣に考えて頂き、政治活動を監視して頂きたい物です。

★沖縄社会大衆党
http://www.jca.ax.apc.org/okinawashadai/index.html
ここの、沖縄戦後政治史は必見。

 
 
沖縄発 役に立たない写真集