轟の壕(伊敷轟洞穴遺跡)

糸満市伊敷にある、轟の壕です。ここは、沖縄戦の際、沖縄県庁終焉の地だそうです。
1945年6月下旬、当時の島田沖縄県知事は、沖縄県組織解体を命じた後、当時の警察部長らと共に日本軍司令部へ出かけたまま、現在も尚行方不明となっているそうです。

壕の内部へ矢印が誘ってますが、公式に公開をしている訳でもなく、内部には照明設備等はありません。
もし内部をご見学される場合は、ご自分の責任において実施して下さい。

ここは、沖縄戦を語る上で必ず出てくる場所にも関わらず、写真の様なボロボロの標柱以外、どこにも案内表示や説明板などは全くありません。
この壕自体は、おそらく個人の方か、ボランティアの方が整備されたのでしょうが、階段等もつけられ、見学可能になっています。

 
 
沖縄発 役に立たない写真集