コンディション デルタ

まず、2001年9月11日に発生した米国同時多発テロに於きまして、犠牲者の皆様に、謹んでご冥福をお祈り致しますと共に、合衆国民皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
さて、翌日のトリイステーションのゲートです。いつもは開かれていますが、11日深夜に、全米軍に対しまして、コンディション デルタ(米軍基地の危険度をはかる「フォース・プロテクション・コンデション」は五段階で評価され、低い順から「ノーマル」「アルファ」「ブラボー」「チャーリー」「デルタ」に分かれており、デルタが最も危険な状態)という厳戒態勢がしかれ、ゲートは閉じられ、バリケード(前の黄色い物体)がおかれ、ライフルを持った隊員が警戒に当たっていました。
また、周りは、警察車両が走り回り、KAB、キャンプズケランなどでは報道関係の車が集まっていました。
基地内へ入る車は、全部徹底的に調べられている様で、ゲート前は混乱している様子です。
沖縄は、昨日から台風の暴風圏に入っており、タダでさえ大変な状況で有る上、この事態、駐留軍の米兵さん、お察し申し上げます。

米軍のテレビ、AFNは、通常のプログラムを変更し、CNNの番組を中心に、テロの特番を流していました。
なお、右上の「TC」は、Typhoon Condition だそうで、台風のレベルを表しているそうです。左側の「SC」は、Sea Condition、海の状態を表しているそうです。この表示に付きましては、特にテロとは関係なく、ノーマルの時でも台風とか荒天の際は表示されてます。