この一帯は、先の第二次世界大戦の際、日本軍の陣地として使われ、浦添ようどれも完全に破壊されてしまったそうです。その後琉球政府時代に復元工事がなされているそうですが、現在、再度復元工事及び発掘調査が進められており、通常は一般の立入は禁止されておりますので見学は出来ません。
ようどれ自体は、現在も英祖王一族や尚寧王一族が眠る、れっきとした現役の陵墓で、墓室内の発掘調査が終わると完全に門が閉ざされ、中を見る事は出来なくなってしまうという事ですので、私の行った浦添市教育委員会主催の墓室見学会では、沢山の方がご参集されており、中に入るまでに1時間30分を要しました。ディズニーランド並みの待ち時間ですが、墓室見学自体は数分です。当然ながら墓室内でアトラクションは有りませんでした。開設も無く、石棺などを止まってじっくりと見ようとすると係の方から「後ろがつかえてますので止まらず、歩いたまま見て下さい!」と怒られます。
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